生きる技術を磨く。自然と共生した「持続可能な暮らし方」

「生きていく」上で、これから本当に必要なモノは、いったい何なのか。
私たちは、この釜石北部の鵜住居川流域にそのすべてが詰まっていると考えています。
この流域では、縄文の時代から地域の自然に寄り添った暮らし方が脈々と受け継がれ、懐かしい日本の原風景が残っています。
そして、震災後に関わった人たちの手によって、この流域の価値が再発見されています。
リアス式の地形を活かした小水力や風力発電などの自然エネルギー、現代に再生する馬と共生した暮らし、鵜住居川の鮭やイワナ、ヤマメ、そして今も多く残るマタギたちが振舞う郷土料理など、命の大切さと豊かな食の有り難み。
鵜住居川流域の暮らしにどっぷりと浸かり、「海と山」、「都市と地方」、「過去と未来」など、様々なものをつなげながら、これからの暮らし方、生き方を一緒に考えていきます。

  • 開催期間

    6月10日(金)-12日(日)

  • 主な会場

    岩手県 釜石市

  • 参 加 料

    5万円(東北オープンアカデミーメンバーシップ登録料含む)

  • 定  員

    10名

生きる技術を磨く。自然と共生した「持続可能な暮らし方」

鵜住居川流域をこれからの暮らし方のモデル地域に

鵜住居川流域では複数の団体が震災を契機に立ち上がりました。
地域の資源・エネルギーを活かした循環型社会を目指す「ユナイテッド グリーン」。
代表の山田氏は、廃油リサイクルで作ったバイオディーゼル燃料で世界を旅していた最中に岩手県で被災。
世界中の自然再生エネルギーを視察した中で、この流域が「自然と共生する循環型のくらし」に最適とプロジェクトを開始。
馬の共生から生きる力を学ぶ「三陸駒舎」は、馬の持つ子供たちを癒す力に感動した黍原氏が、この地域に受け継がれていた馬との暮らしを再生。
そして、外部人材を活用して地域のやりたいことを応援する「三陸ひとつなぎ自然学校」。
復興という枠に留まらず、これまでの価値観を問い直し、これからの暮らし方、生き方を描き、楽しみながら実践しています。

生きる技術を磨く。自然と共生した「持続可能な暮らし方」

地域に受け継がれる技と、新たな技術の融合で豊かな暮らしを

鵜住居川流域では、今もなお地域の自然と共生する暮らしを見ることができます。
しかし、震災以前から過疎高齢化、産業衰退などの課題を抱えていました。
一方で、明治初期から始まった製鉄産業に代表される外部からの変化もしなやかに受け入れてきました。
過去から受け継がれてきた地域に根ざした技や知恵、そして外部の物を取り入れる地域のオープン性、さらには震災後に生まれてきた新たな動きが掛け合わさることで、地域の課題に向き合い、時代の変化を受け止めることのできる新たな地域を創出できると信じています。
子供からお年寄り、障がいを抱えている方、みんなが元気になり、豊かに生きられるまちづくりが始まっています。

生きる技術を磨く。自然と共生した「持続可能な暮らし方」

地域の多層的な奥深さに触れ、「生きる技術」を見つめる3日間

震災がこの流域に眠っていた潜在的な力に光を灯しました。
一人ひとりの力や、ひとつの団体で取り組めることはとても小さいですが、それらが合わさり、地域を巻き込んでいくことで、地域の未来の可能性は広がっていきます。
今回のツアーでは、地域に根ざす人々に出会う中で、地域の多層的な奥深さ、豊かさをカラダ全体で味わってください。
そして、そこに皆さんであれば、どんな可能性を新たに見出し、そして掛け合わせていくことができるのかを、ともに考えていきます。
「生きる」ことの本質を問い直し、都市と地方のそれぞれのこれからの暮らし方、地域のあり方を一緒に描いていきましょう。

集合・解散場所 / 時間

  • 集合

    6月10日(金) / 釜石駅改札

    時間 :

    19:40

  • 解散

    6月12日(日) / 橋野古民家 「曲り家」

    時間 :

    12:00

岩手県釜石市(人口約35,300人)

1日目

集合後、参加者で懇親会。

2日目

午前:
全体導入【黍原】
三陸ひとつなぎ自然学校の取り組みの話【伊藤氏】
三陸ひとつなぎ自然学校が応援する地元の方の話

午後:
ユナイテッド・グリーンの取り組みの話【山田氏】
三陸駒舎の取り組みの話【黍原】

夜:
橋野町古民家にて、地元お母さんの郷土料理で交流会

3日目

(朝:馬のお世話体験 ※選択制)

午前:
ワークショップ
(「生きていく」上で本当に必要なものとは。都市と地方のこれからの暮らし方を考える。)

12:00:
現地解散

(午後:馬とのふれあい体験 ※オプション)

オーガナイザー / 旅の主催者

黍原 豊
黍原 豊

一般社団法人三陸駒舎・創設者、理事。 1977年愛知県生まれ。岩手大学農学部卒業後、NPO法人岩手子ども環境研究所、岩手県立児童館いわて子どもの森にて、パーマカルチャーに基づいた循環型の施設整備、自然エネルギー教育、環境教育、子どもの居場所づくりなどに携わる。 2013年4月から2015年5月まで、釜石リージョナルコーディネーターの一員として復興まちづくりに関わり、地域固有の文化再生と継続的な子ども支援の必要性を感じ、三陸駒舎を設立。 家族で古民家で馬と共に暮らし、事業を展開する。

旅の訪問先

生きる技術を磨く。自然と共生した「持続可能な暮らし方」

6月10日(金) - 6月12日(日)