コレクティブ・インパクト最前線。製薬会社×行政×NPOによる予防医療への挑戦。

「あたらしいスタートが世界一生まれる町へ」。この言葉をキャッチフレーズに掲げる宮城県女川町が、また新たな挑戦を開始しました。これまで行政が30年来課題として掲げていた地元の健康問題を、大手製薬会社のノウハウとNPOの持つコーディネート力を取り入れることで、抜本的な解決を目指していくという野心的なプロジェクトが始まっています。

2016年にスタートした「女川健康プロジェクト」は、行政・NPO・大手製薬会社がセクターを超えてタッグを組み、さらには地元の事業者や地域組織も巻き込んだ、一大プロジェクトです。生活習慣病という予防・改善できる課題がもたらす今後の社会保障費増への不安を、楽しく解消していくためにはどうすればいいか。ユニークなプログラムを次々と開発している現場に足を運び、その取り組みと裏にある考え方・仕組みに迫る3日間です。

  • 開催期間

    2017年10月6日(金)-10月8日(日)

  • 主な会場

    宮城県牡鹿郡女川町

  • 参 加 料

    5万円

  • 定  員

    10名

コレクティブ・インパクト最前線。製薬会社×行政×NPOによる予防医療への挑戦。

増大する医療費負担をこれから私たちはどうしていくのか。

日本は医科診療医療費の約3分の1を生活習慣病関連が占め、予防・改善できるリスクが超高齢化と結びつき、国民医療費の増大という課題を抱えています。宮城県女川町でも、生活スタイルや文化、習慣の積み重ね、さらに震災による生活環境(暮らしと仕事)の変化も加わり、特定健診の結果によると、メタボは予備軍も含めると対象男性の約6割、小中学生の生活習慣病検診の基準をクリアしている生徒が全体の約1割という現状です。今後、現役世代の町民、子供たちが生活習慣病を発症したり、重症化することが懸念され、このことは、将来的にまちづくり(町の魅力の継続性)や医療費にも影響する可能性が高いと考えられます。この課題を解決するために、2016年6月より、ロート製薬とアスヘノキボウ、そして女川町でパートナーシップを結び、地域一帯を巻き込んで「予防医療」に取り組んでいます。
女川町という小さな単位で成功事例を創ることは、将来、日本全国へ広がっていく可能性があります。「あたらしいスタートが世界一生まれる町へ」をキャッチコピーに掲げる女川町から、新しい課題解決モデルを目指していきます。

コレクティブ・インパクト最前線。製薬会社×行政×NPOによる予防医療への挑戦。

リアスの海が育んだ多様な大自然の町、女川を舞台に、楽しく健康になる。

健康プロジェクトの取り組みは、町内の人たちだけが対象ではありません。
女川町は、リアス式海岸による天然の良湾でのホタテやホヤ、銀鮭などの養殖業に加え、世界三大漁場、金華山沖漁場を背景に、年中豊富な魚が水揚げされる活気ある水産の町です。美しい海に加え、町の8割以上は緑の山で囲まれ、絶滅危惧種の山野草も生息し、豊かで多様な生態系があります。これらのフィールドに現地のガイドとともに触れることで、都市部の生活では触れることの出来ない新しい一面に出逢うことが出来ます。
このフィールドを活かし、楽しく健康になっていく、自分をリバランスしていくためのプログラムを、都市部のビジネスパーソンにも提供していきます。町の中で開発されたコンテンツを、町外の人たちにも展開していく。経済をまわしながら、健康を推進していくことを目指しています。

コレクティブ・インパクト最前線。製薬会社×行政×NPOによる予防医療への挑戦。

健康づくりを仕掛けていくプロデュースの方法論に迫る

今回は、まず一人の生活者として、女川の町に触れ、「地方のくらし」と「都会の暮らし」を見つめ直し、単なる観光ではない地方との新しい関わり方や普段の暮らしをリバランスするきっかけを一緒に見つけていきます。単なる「べき論」ではない、人々の気持ちを高めていく仕掛けに触れていただきます。
3日間の非日常体験から、地方の見方が変わり、日常を少し変えた自分が納得できる生き方を見つけるとともに、町全体をあげての健康プロジェクトの仕掛けも体感し、行政・NPO・企業がセクターを超え、かつ地域を巻き込みながら、地域の健康リスクや医療費増大をどう解決していくのか、そのアプローチを考える時間をともに過ごしていきたいと思っています。
一人の生活者としての視点に立ちながら、健康づくりを仕掛けていくプロデュースの方法論に迫る3日間です。

集合・解散場所 / 時間

  • 集合

    10月6日(金) / 女川フューチャーセンターカマス

    時間 :

    20:30

  • 解散

    10月8日(日) / 女川フューチャーセンターカマス

    時間 :

    15:00

宮城県女川町(人口:6800人)

1日目

夜 懇親会 兼 オリエンテーション

2日目

朝 女川健康プロジェクトを知る、女川町の魅力を知る(山編)
昼 社会課題と自らの健康を考える
夕 女川町の魅力を知る(山編)「食」を考える

3日目

朝 ヨガ、ディスカッション
昼 女川町の魅力を知る(海編)「食」を考える、振り返り

オーガナイザー / 旅の主催者

小松洋介
小松洋介

大学卒業後、2005年4月株式会社リクルートに入社。 東日本大震災を機に2011年9月にリクルートを退職。 女川町復興連絡協議会 戦略室に入室。 民間による復興提言書作成サポート、創業支援、事業再建支援に 携わる。2013年4月特定非営利活動法人アスヘノキボウを設立し 代表理事、2014年4月女川町商工会職員として、まちづくり担当を兼任。 国内外と女川をつなぐハブ役として、まちづくり、創業・事業支援、 事業開発、移住、人材育成等に関わっている。 2014年 AERA「日本を突破する100人」 2015年 日本青年会議所 人間力大賞経済産業大臣賞 2017年 復興庁「新しい東北」」復興顕彰

阿部真
阿部真

大学卒業後、2010年4月ロート製薬株式会社に入社。 東京でのドラッグストア営業、大阪本社・三重工場で人事として採用・研修・制度設計などに携わった後に、2015年6月より広報・CSV推進部地域連携室へ。宮城県石巻市・女川町を中心に活動しながら、セクターの壁を超えた「健康プロジェクト」運営事務局として企画・運営に関わっている。

旅の訪問先

コレクティブ・インパクト最前線。製薬会社×行政×NPOによる予防医療への挑戦。

10月6日(金) - 10月8日(日)