レジリエンスを高めた環境・循環型社会への進化を学ぶ。

南三陸町は「宝の海」と形容される豊かな漁場と、「美人杉」と呼ばれる良質な杉材の産地で、森と海に囲まれた、自然資源の恵みに満ち溢れた町です。
これまでは資源を消費することで様々な恩恵を受けてきました。
しかし、『大量生産・大量消費』の取り組みには限界があります。
例えば、過密化した海では、いつしか小さな牡蠣しか穫れなくなっていました。
『子どもたち・これから先の未来に、今ある資源をどれだけ残せるか?』という気付きから、環境配慮型の漁業の取組みが始まっています。
地域の資源を適切に管理し守る。そして未利用の資源に光を当てていくことで、新たなビジネスの切り口を掴む。
震災を機に、そんな取組みが、森・里・海のフィールドで進んでいます。
今まで引き継がれてきた豊かさを、損ねることなく次の世代へ継承していくために。

  • 開催期間

    7月 7日(金)-9日(日)

  • 主な会場

    宮城県 南三陸町

  • 参 加 料

    5万円(東北オープンアカデミーメンバーシップ登録料含む)

  • 定  員

    10名

レジリエンスを高めた環境・循環型社会への進化を学ぶ。

海と森の両方で国際認証を取得した世界で唯一の町

昨年、南三陸町の海・養殖場(ASC)と森林(FSC)が国際認証を取得しました。
資源を守って生産された養殖水産品であること、環境に配慮して森林管理が行われていることを認める国際的な認証制度です。
オリンピックで使用される食べ物や建設物は国際認証を取得したものを、という風潮になっていて、2020年の東京五輪で南三陸ブランドが世界中の人々に紹介されるチャンスです。
1つの自治体で海・森が認証を取得している町として、『環境と社会に配慮した取組み』が益々注目を集めています。

レジリエンスを高めた環境・循環型社会への進化を学ぶ。

地域の未利用資源に光を当て、新しいビジネスの可能性を追求

町面積の77.9%である森林に、利用されていない木材や杉の残材、葉っぱなど様々な未利用資源が眠っています。木材から木質ペレットを生産し、ボイラーやストーブ用などに供給して熱として利用することが計画されています。他にも、杉の葉から蒸留法などの抽出技術を用いて精油を取り出すことで、アロマテラピー向け芳香剤、消臭剤などの商品開発の可能性をもっています。
他にも、暑い時期が短く、土壌が豊かな環境を活かしたワイン用ぶどうの栽培といった取組みが進んでいます。

レジリエンスを高めた環境・循環型社会への進化を学ぶ。

森・里・海 それぞれの最先端の現場で学ぶ

森や里・海のフィールドで地域資源と向き合う方々を訪問します。
南三陸のまちづくり構想について把握した上で、ASC認証取得後の牡蠣の高付加価値化、森の未利用資源の活用方法、中山間地域で取り組む無農薬農業の可能性など、実際に海や山を視察することで、五感をフルに使って体感していきます。
それぞれのキーパーソンと触れあうことで、持続可能性を支えるビジネスとは何かを考えてみませんか?

集合・解散場所 / 時間

  • 集合

    7月 7日(金) / JRくりこま高原駅

    時間 :

    午後4時10分

  • 解散

    7月 9日(日) / JRくりこま高原駅

    時間 :

    午後2時50分

宮城県 南三陸町(人口 約13,504人)

1日目

夜:
オリエンテーション「森・里・海・ひと いのちめぐるまち南三陸」について
宿泊場所「いりやど」にて交流会

2日目

朝:
・洋上に出て牡蠣養殖棚の見学、水揚げ体験
・レクチャー「海の恵みを未来に残す」
ASC認証取得に挑戦した背景、
認証取得に取り組む難しさ『水産資源の管理と漁民の収入拡大』
認証取得後の課題と可能性

・漁港にてBBQ


昼:
・レクチャー「オーガニック農業」の現場を見学
無農薬ササニシキの取り組みについて挑戦した背景、課題と可能性

・レクチャー「南三陸の林業の未来と可能性」
FSC認証に挑戦した背景、南三陸の林業の課題と可能性、今後のビジョン
・山に移動し、FSC認証の森を体感する

3日目

朝 :
・まとめ、ワークショップ
2日間で学んだ資源循環型社会の実現に向けて課題や可能性を整理し、
自らが取り組んでみたいビジネスやプロジェクトの方向性について
参加者同士でディスカッション

オーガナイザー / 旅の主催者

山内 亮太
山内 亮太

1999年ソニー株式会社入社、以降、テレビの商品企画とマーケティングに10年間従事。2009年11月よりNPO法人ETICに参画。社会起業家の潜在層の発掘、教育に関わる事業の立ち上げを行い、震災後の2011年6月より東日本大震災に際して右腕派遣プログラムの立ち上げ、コーディネーター(南三陸担当)を4年担当。2015年7月より南三陸に移住し、株式会社ESCCAとして地域おこし協力隊のマネジメント、地域資源プラットフォーム設立準備委員会事務局等、復興からその先のまちづくりに関わっている。 また、今春Next Commons Lab 南三陸を運営し、地元で活動している事業者・地域プレーヤーとのコラボレーションにより、新しい事業開発に挑む。

旅の訪問先

持ち物

8日(土)(行程2日目)に森でのプログラムを予定していますので、動きやすく汚れてもいい服装をお持ちください
レジリエンスを高めた環境・循環型社会への進化を学ぶ。

7月 7日(金) - 7月 9日(日)