人口ゼロからの挑戦。「加点法」でのまちづくり。

 福島第一原発から北へ7kmの浪江町。原発事故により21,000の全町民が強制避難を余儀なくされ、全国の600自治体に分散避難していた。町の8割は今も立ち入りが規制されている帰還困難区域。海、山、川、田畑…日本中の当たり前な風景が広がっていても、誰も住めない町となり、避難指示解除後も、超・少子高齢化が予想されていた。多くの人がこの町の復活を願いつつも、どこか信じ切れずいたかもしれない。
 だが、震災から丸6年が経過し、除染が完了した2割の地域が2017年3月31日に避難指示解除を迎えた。今はまだ300人たらず、1%程度の帰還率だが、人々の思考が減点法から加点法へ大転換する、大きな潮目を迎えた瞬間だった。何もない所からのスタートだからこそできるまちづくり。その現場にはシンプルだけれども、大切なことがたくさん詰まっている。

  • 開催期間

    2018年9月8日(土)~9日(日)

  • 主な会場

    福島県浪江町

  • 参 加 料

    1万円(現地までの交通費、食費と等は実費負担となります)

  • 定  員

    5名

人口ゼロからの挑戦。「加点法」でのまちづくり。

“変化”を楽しむ人々の挑戦

震災から6年半が経過した町。6年間、誰も住んでいなかった町。除染・復旧作業に続いて、公営住宅・医療施設など生活インフラも整備され、ここに住み、ここで生きることを諦めない人々と共に、正解のない問いに挑む姿がある。
「まち残し」「ゼロから希望を作る究極のまちづくりの現場」という言葉もあったが、商店街ができ、布団屋から和食屋、主婦がカフェオーナーに転身した。自動車板金業からまちづくりの中核を担う人材がうまれ、誰もいなかったまちに「プレミアムナイト」の賑わいが生まれる。ここには、震災前からこの土地に培われてきた“変化”を楽しむ人々の気質が確かにある。
一つずつ、丁寧につなげていくことで、何もないことは課題ではなくなる。そう、ここには、これまでとは違う視点で新たなことを作り出す可能性しかない。減点法から加点法のまちづくりへ。まちづくりに関わる役場職員、そして地元の事業者・住民たちと、ゼロからはじめる新しいまちとしての戦略を、ともに考える2日間。

集合・解散場所 / 時間

  • 集合

    9月8日(土) / 浪江駅もしくは福島駅から送迎

    時間 :

    調整中

  • 解散

    9月9日(日) / 浪江駅もしくは福島駅から送迎

    時間 :

    調整中

福島県浪江町(人口:約18,000人)

オーガナイザー / 旅の主催者

菅野孝明
菅野孝明

浪江町役場

1969年、川俣町生まれ。 建設コンサルタント、進学準備教育企業を経て、2012年にNPO法人ETIC.の「右腕プログラム」 浪江町復興支援コーディネーターに応募し採用される。 派遣後は、町民の広域分散避難の中での津波被災地復興および 中心市街地のまちづくり計画作成・調整支援、住民との合意形成支援を行ってきた。 2015年4月~9月まで他町村の支援のために一旦ふくしま市町村支援機構へ転職するも、10月からは浪江町に戻り、現在はまちづくり整備課計画係 主査として、町全体の復興事業のハード・ソフトの進行管理支援を行い、役場内の横断調整や課題解決支援を行っている。

参加者

人口ゼロからの挑戦。「加点法」でのまちづくり。

9月8日(土) - 9月9日(日)

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