奪い合う海から分かち合う海へ
牡蠣からはじめる南三陸モデル。

水産資源の管理と漁民の収入拡大。
これを両立させ、持続可能な漁業を目指す「南三陸モデル」の形について考えます。
その昔、「宝の海」と言われた豊かな漁場、志津川湾。しかしその裏側では、海も漁民も疲弊していました。
稼ぐためには量を獲れ! と隣が養殖棚を5台にすれば、こっちは負けじと6台に…。
過密化した海では、いつしか小さなカキしか穫れなくなっていました。
そんな時に震災を経験し、ゼロから再び歩き出した南三陸町の漁民が選んだのは、「持続可能な漁業」。
日本初の国際認証ASCの取得にも挑戦しました。
漁民がこの地で生き続けるため。この豊かな海を、次の世代に繋いでいくために。

  • 開催期間

    5月13日(金)-15日(日)

  • 主な会場

    宮城県 南三陸町

  • 参 加 料

    5万円 (東北オープンアカデミーメンバーシップ登録料含む)

  • 定  員

    10名

奪い合う海から分かち合う海へ。牡蠣からはじめる南三陸モデル。

日本初ASCで南三陸の海から
世界が変わる!

ASCとは、海の資源を守って生産された養殖水産品であることを認める国際的な認証精度です。
震災以降、漁民たちは団結し、日本で初となる養殖カキのASC取得を目指しています。
ロンドン五輪以降、オリンピックで供される食べ物は国際認証を取得したものを、という風潮になっていて、2020年の東京五輪で南三陸のカキが世界中の人々に紹介されるチャンスです。
南三陸のカキが世界的なブランドになることも夢ではありません。

奪い合う海から分かち合う海へ。牡蠣からはじめる南三陸モデル。

誰にどう伝え、どう売るのか?
それが問題だ

日本ではまだASCの認知度が高くないがために、ASCを取得したとしても、それがすぐに漁民の収入増加に結びつくとは限りません。しかし、成熟していない分野だからこそ、先行者利益を得られる可能性が高く、チャンスは無限大にあります。さらに、カキという一つのモデルが確立すれば、サケやホタテといった他の町内の水産品や、全国のあらゆる漁村にとっても希望の光となります。

奪い合う海から分かち合う海へ。牡蠣からはじめる南三陸モデル。

カキを軸に、水産業の現在と
輝く未来を知る

まずは南三陸のカキの生産から加工、流通までの現場を巡ります。
ASC取得に邁進する南三陸ですが、漁業固有の課題も山積しています。
それぞれの現場で、現状と課題を聞き、ビジネスの種や解決策を導き出します。
もちろん、最後のステップ「食べる」も体験します。
この時期のカキは、放卵前で最も身が太りおいしいと言われています。その最上級のカキの味を存分に味わった上で、南三陸のカキをどうブランディングしていくか考えます。

集合・解散場所 / 時間

  • 集合

    5月13日(金) / JRくりこま高原駅

    時間 :

    16:05

  • 解散

    5月15日(日) / JRくりこま高原駅

    時間 :

    15:45

宮城県南三陸町(人口約13,800人)

1日目

夜:
・南三陸の概要説明
・宿泊場所にて交流会 in いりやど

2日目

朝:市場のせり見学・朝食
午前:
・レクチャー
「さんま一匹の値段から水産業を知る」
・洋上に出て養殖棚の見学
・カキの水揚げ体験

昼:カキの殻剥き、調理体験、試食
午後:
・レクチャー
「戸倉の漁民の歩みとASCへの挑戦」
・レクチャー
「水産加工業者から見たASCの可能性」
夕:地元料理を味わう

3日目

午前:
・ワークショップ
「ASCのカキを誰にどう伝え、売るのか考える」
昼:さんさん商店街で各自飲食

オーガナイザー / 旅の主催者

阿部 忠義
阿部 忠義

2015年4月より、一般社団法人南三陸研修センター理事を務める。それ以前は南三陸町職員として、産業振興課、入谷公民館館長を歴任。南三陸町のマスコットキャラクター「オクトパス君」の生みの親。「入谷YES工房」や、「一般社団法人南三陸研修センター」の設立に関わる。アイデアとユーモアで地域を元気にする仕掛け人。「おふくろの味研究会」にも発足から携わり、事務局を担う。

旅の訪問先

奪い合う海から分かち合う海へ。牡蠣からはじめる南三陸モデル。

5月13日(金) - 5月15日(日)