”japan” のふるさと浄法寺で、国産漆の未来をつくる。

かつて、日本でつくられた漆器は“japan”と呼ばれ、海外でも親しまれる存在でした。
その原料となる、日本産の漆の約7割が岩手県二戸市浄法寺町で生産されています。
しかし、時代の流れとともに、国内で使用される漆のほとんどは外国産に代わり、
同時に漆掻き職人や鍛冶職人の高齢化や後継者不足によって生産量も減り、国産漆は危機的な状況にあります。
9,000年続いてきた和の文化を根底で支える漆。そこには、どんな未来が待っているのでしょうか。
近年、重要文化財建造物の修復には、原則国産漆を使用することが決まり、国産漆の価値が高まりつつあります。
国内外へ漆の魅力を伝え、これまでにない新しい視点を持った「漆の活用」と「漆産業の担い手育成」が急務となっています。

  • 開催期間

    6月24日(金)-26日(日)

  • 主な会場

    岩手県 二戸市

  • 参 加 料

    5万円 (東北オープンアカデミーメンバーシップ登録料含む)

  • 定  員

    10名

“japan”のふるさと浄法寺で、国産漆の未来をつくる。

文化と産業。国産漆の故郷から新しいjapanを。

日本の文化を代表する素材である漆。
日本人の歴史とともにあった漆が今、姿を消しつつあります。
「東北に根付いた漆文化を国内外に発信し、国産漆の魅力を伝え、漆の裾野を広げていかなければならない。」 古くから続く伝統であり、日本の暮らしと溶け合った漆文化をどのように現代の姿へ昇華させていくのか。
ふつうの毎日の生活に漆を取り戻すにはどうしたら良いのか。細々と残る伝統工芸の姿では
なく、産業として循環する形を探り当て、新たなjapanを世界に広めていく。
そんなチャレンジが、国産漆の故郷「浄法寺」からはじまっています。

“japan”のふるさと浄法寺で、国産漆の未来をつくる。

「このままでは厳しい。」
求められる変化。

国産漆の取り巻く現状と課題、可能性についてしっかり学んでいただきます。
漆は、9,000年も続く日本の象徴的な文化である一方、生産方法や活用方法においては、大きな変化を遂げずにここまでやってきました。国産漆存続の危機に瀕する今、昔ながらのやり方、考え方のみで続けていては厳しく、新たなアプローチと変化を恐れない姿勢が求められています。
日頃から漆器を使われたり、漆の未来に可能性を感じている方はもちろん、これまでにない漆の活用方法やスタイル、地域の資源を活用した生業に興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
様々な観点から問題を共有し、この瞬間に集まったメンバーによって、新たに漆の未来をつくっていきませんか?

“japan”のふるさと浄法寺で、国産漆の未来をつくる。

漆を掻く、本物の漆に触れる、二日間。

国内に漆器産地は数多くありますが、原料となる漆の産地は極めて限られます。
原料採取と言っても、漆掻きを行う人が違えば漆の量も質も違ってきます。
和の文化に根底にあり、ものづくりの原点となる「漆掻き」の現場を体験することにより、
日本文化の深層を探ってみましょう。

集合・解散場所 / 時間

  • 集合

    6月24日(金) / JR二戸駅 西口

    時間 :

    午後(調整中)

  • 解散

    6月26日(日) / JR二戸駅 西口

    時間 :

    12:00

岩手県二戸市(人口約13,000人)

1日目

夜:参加者にて懇親会

2日目

朝:浄法寺の漆掻き 見学

昼:漆器工房 見学、 天台寺 見学
   地元関係者による座学

夜:懇親会

3日目

朝:ワークショップ

昼:解散

オーガナイザー / 旅の主催者

松沢 卓生
松沢 卓生

1972年 岩手県盛岡市生まれ。岩手大学卒業後岩手県庁に入庁。 岩手県二戸地方振興局勤務時に浄法寺漆の振興を担当したことがきっかけで漆の世界へ。2009年に県を退職し、個人事業として「浄法寺漆産業」を創業。国産漆の精製、漆器のプロデュース、小売を行う。2011年、「浄法寺漆」でグッドデザイン賞特別賞受賞、2012年に法人化。2013年に「Urushito Glass」がグッドデザイン賞を受賞。ニューヨークやパリなど国内外での展示会出展多数。2014年よりアメリカ・フェッツァー財団の支援を受け、海外に漆を普及するプロジェクトに参画している。

旅の訪問先

“japan”のふるさと浄法寺で、国産漆の未来をつくる。

6月24日(金) - 6月26日(日)