岩泉式・新しい森との付き合い方

世界有数の森林大国である日本。
豊富な資源があるにもかかわらず、木材自給率は約30%。
地域の生活を支えた“森のしごと”もすっかり衰退してしまっています。
そのような状況を打破しようと、岩泉町では“森のしごと=林業”という考え方にとらわれずに、森林資源を最大限に活かそうと様々な取り組みを始めました。
岩泉の丸太、製材品、フローリングなどを販売する地域木材商社構想をはじめ、樹液の採取や畑わさび生産、さらに木材から精油を抽出するアロマオイルづくりなど、森を舞台にした新しい取り組みが次々に生まれています。
一緒に新しい“森のしごと”をつくっていきませんか。

  • 開催期間

    6 月17日(金)-19日(日)

  • 主な会場

    岩手県下閉伊郡岩泉町

  • 参 加 料

    5万円 (東北オープンアカデミーメンバーシップ登録料含む)

  • 定  員

    10名

岩泉式・新しい森との付き合い方

地域企業の連携で林業の現状打破を目指す

“林業はもうからない。”現在ではそんな状況がすっかり定着しています。
岩泉町も豊富な森林資源に恵まれ、FSC認証という国際認証を取得していながら、これまで有効に活かしきれていませんでした。
そんな状況を打破しようと、川上~川下(森林組合、製材業、工務店等)までが集まり、「岩泉の明日の林業をつくる会」を設立しました。
「岩泉の明日の林業をつくる会」では、外部から講師にお越しいただき、建材・家具メーカーの視点から岩泉町の森林資源の可能性について語っていただくなど、森林の多面的な機能を活かした、持続可能な林業の仕組みをつくるための勉強会を行っています。
今ではお菓子屋さんや、食品の製造を手掛ける第三セクターなど、他業種との連携も始まっています。

岩泉式・新しい森との付き合い方

森の仕事≠林業。森林資源を把握し、新しいビジネスをつくる。

「森林資源」というと何をイメージしますか。
例えば、カエデやシラカバの木からは樹液が採取できます。
樹液は毎年採取できるので林業の課題である短期的な収入を確保出来るだけでなく、樹液を活かしたお菓子づくりを通して、林業に興味ない人への接点を作ることができます。
また製材所の端材を利用したアロマオイルや、スモークチーズづくりなど、「香り」や「食」という他の分野を絡めていくことで新しい森林ビジネスを構築していこうと画策しています。

岩泉式・新しい森との付き合い方

100年先の森づくりを考える。

今回のフィールドワークでは伐採だけではない、森とのつきあい方を考えていきます。
まずは地域木材流通拠点の構想についてお話しいたします。
2日目はFSC認証を取得した製材所、間伐地を利用した畑わさびの生産現場を見学、製材所の端材を利用したアロマオイルづくり、地場産の野菜や乳製品を岩泉の広葉樹で燻製する燻製体験を通して、森の可能性を探っていきます。
既成の枠に囚われることなく、多様な視点で未来の森づくりを一緒にはじめませんか。

集合・解散場所 / 時間

  • 集合

    6 月17日(金) / 龍泉洞前バス停

    時間 :

    16:54 (盛岡発14:40)

  • 解散

    6 月19日(日) / 龍泉洞前バス停

    時間 :

    13:30 (盛岡着15:44)

岩手県下閉伊郡岩泉町(人口約10,000人)

1日目

夜 :
岩泉町紹介+懇親会

2日目

午前 :
岩泉町の森を観る
(間伐地見学+製材工場見学)

午後 :
岩泉町の森に触れる
(アロマオイル抽出実験、スモークチーズ加工など)

3日目

午前 :
まとめ ・ 森を活かすブレスト

オーガナイザー / 旅の主催者

逢見 祥平
逢見 祥平

1989年埼玉生まれ。2016年1月現在岩手県岩泉町に移住。前職はフローリングメーカーに勤務。そこで国内に木材が豊富にありながら、海外から輸入している現状を知り、国内の流通を変えようと決意。現在は岩泉町で広葉樹材を中心に地域材の流通の仕組みを構築している。さらに木や山の可能性を追求し、樹液採取やクリの植林など「食べられる山プロジェクト」を開始。地域のお菓子屋さんや第三セクターと共同して新たな製品づくりに取り掛かる。キーワードは“森との接点をつくること”

旅の訪問先

岩泉式・新しい森との付き合い方

6 月17日(金) - 6 月19日(日)