“らしさ”と“カオス”。日本最大300店3万人の八戸朝市とは?

毎週日曜の早朝、広大な岸壁に突如出現する巨大な朝市(館鼻岸壁朝市)。数万の人が集い数時間で静けさが戻るその姿は、まさに蜃気楼のような幻想的な空間です。2004年、八戸の朝市文化を観光資源にしようとはじまり、最近では日本最大の朝市としてメディアでも紹介されるようになりました。魅力溢れる商品と出店者、超低コスト・高リターンなマーケット機能、顧客と共創するコミュニティーなど…最高に楽しい朝市です。その背景や仕組みを紐解きながら、朝市関係者を訪ね対話を重ねます。このパワフルな朝市を舞台に、“らしさ”を追求した地方都市での生き方について探求するフィールドワークです。

  • 開催期間

    9/8(金)- 10(日)

  • 主な会場

    青森県八戸市

  • 参 加 料

    5万円(東北オープンアカデミーメンバーシップ登録料含む

  • 定  員

    10名

“らしさ”と“カオス”。日本最大300店3万人の八戸朝市とは?

生産者が自ら値をつけ、顧客に直接届ける場

三陸最北部に位置する八戸は冷たい海風(ヤマセ)の影響で冷害が頻発。その影響もあり「もったいない精神」がいまでも根強く残っています。八戸の朝市文化は、自分がつくったものを売り切る場として生まれ、生産と消費を直結し超低コストで毎週数万の顧客と接することが可能なマーケットに成長しました。朝市文化を観光の目玉にしようと産学官が連携してスタートしましたが、いまでは全出店者が加盟する協同組合が運営を担い完全に自律しています。理事長の上村さん自身も農家でもあり「自分が値段をつけて自分で売る場をつくりたい」という信念を実践されています。この魅力的な出店者に惹かれ、多くの人々が集ってくるのです。(写真:理事長ご夫妻&朝市黙認キャラ「イカドン親子」) 

“らしさ”と“カオス”。日本最大300店3万人の八戸朝市とは?

“市場“が“コミュニティー”に進化

出店者はそれぞれの“らしさ”を表現しています。たとえば…「音楽を愛する人々が集う喫茶店がつくるライブカフェ」、「箱から手づかみで重さを量り約1時間で完売してしまう超人気のシイタケ屋さん」「ちょい悪オヤジのたまり場的な唐揚げ屋さん」…。マスコミでも話題の“朝市黙認キャラ「イカドン」”の“中の人“も実は朝市の出店者でした。リタイア後、健康のため自分で着ぐるみをつくり朝市を闊歩していただけなのに、いつのまにかみんなに愛される人気キャラクターになっていました。お店と顧客という関係を超えて、共にコミュニティーをつくる仲間という表現がしっくりきます。表面的にはカオス感一杯ですが、実は絶妙に調和していて、パワフルなエネルギーが循環している不思議な場です。(写真:手づかみで販売する人気のシイタケ屋さん)

“らしさ”と“カオス”。日本最大300店3万人の八戸朝市とは?

現場を訪ね、対話を重ね、”らしさ“にふれる

フィールドワークでは、朝市の仕組みを紐解きながら、現場を訪ねて想いを伺う対話の場を創ります。「運営主体である協同組合の舵取り役である理事長ご夫妻」「震災でゼロから出発し朝市で顧客を創造し次々と魅力的な商品を生み出す水産加工会社」「自立を大切に自然栽培の農作物と加工品をつくり朝市など自ら販路も開拓しているIターンされたご夫婦」。朝市という舞台が、それぞれの“らしさ”の追求にどう機能しているのか、今後どのような進化の方向性があるのか。また “らしさ”を追求した地方都市での生き方は、どのように実現していけばいいのか。その課題や現実にも触れていただきながら、ともに考える3日間です。

集合・解散場所 / 時間

  • 集合

    9月8日(金) / 八戸ポータルミュージアム「はっち」 5階レジデンスA

    時間 :

    15:30

  • 解散

    9月10日(日)  / JR陸奥湊駅

    時間 :

    12:30

人口:約23万人

1日目

15:30:八戸ポータルミュージアム「はっち」 5階レジデンスA集合※
オリエンテーション、参加者同士の交流会

※集合場所詳細:八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸中心街のランドマーク。5階建てのガラス張り)
★八戸駅から八戸中心街への移動方法★
1)JR八戸線で移動→本八戸駅から徒歩5分 (接続例:八戸駅15:13→15:21本八戸駅)
2)八戸駅から公共バスで移動→東口 バス停1番八戸中心街で降車(約20分乗車)。徒歩0秒。(バスは約20分間隔で定期運行。運賃300円)

2日目

朝:魚市場「陸奥湊朝市」で朝食
昼:朝市関係者の訪問(合同会社マルカネ、協同組合湊日曜朝市会の理事長、南風農園など)
夜:朝市関係者も交えた交流会

3日目

朝:館鼻岸壁朝市の体験
昼:ワークショップ
 
※1:関西からご参加の場合は、三沢空港発14:10発の大阪伊丹行きJAL2141便に接続できるよう現地の交通アクセスの調整をすることも可能です。
※2:解散後、時間に余裕がある方は希望に応じて、市内観光などのご案内も致します。
※3:その他、詳細は個別にご相談ご案内します。

オーガナイザー / 旅の主催者

外和 信哉
外和 信哉

1972年八戸生まれ。高校卒業から23年間、東京をベースにプロ添乗員やインバウンドツアー企画などを経験。2013年にUターンして観光まちづくり会社「(株)バリューシフト」を創業しツアーやイベントなどの企画に取り組む。“ヒトの在り方(Be-ing)“起点で旅を共創するエコシステムの創造に挑戦している。グロービス経営大学院MBA。旅行産業経営塾運営委員。東北オープンアカデミー実行委員。

旅の訪問先

“らしさ”と“カオス”。日本最大300店3万人の八戸朝市とは?

9月8日(金) - 9月10日(日)