脱「消費」論(工芸編) 〜“消費されない”商品の作り方〜

東北には日本が誇る伝統工芸が沢山あります。
特に福島県会津若松市に400年続く会津漆器は、その代表格と言える存在です。
しかし、全国3位の産地ですら、本物のものづくりをする職人の数が減っています。
そして、その背景には、効率性を求めた工業化の中で、生産者と消費者が分断された社会構図があります。
そこで、もう一度、お互いの顔の見える関係を作ることで、型にはまらない小ロット生産が成り立つマーケットを醸成し、「いいものを長く使う」価値観を広めていくこと。
そこに、日本のものづくりを次世代に繋ぐ突破口を作ろうという仕組みづくりが始まっています。

  • 開催期間

    6 月17日(金)-19日(日)

  • 主な会場

    福島県 会津若松市

  • 参 加 料

    5万円 (東北オープンアカデミーメンバーシップ登録料含む)

  • 定  員

    10名

脱「消費」論(工芸編) 〜“消費されない”商品の作り方〜

うつわと巡る時間旅行へ出掛けよう!

このプログラムのフィールドになるのは、ベテランから若手まで多様な作り手たちが活躍する会津漆器の産地。その魅力を「人」と「食」を通して最大限に満喫できるのが、「テマヒマうつわ旅」という私たちの取り組みです。
工房を巡り、職人さんの仕事を間近で見たり、話を聞いたり。
さらには、漆器で食事を楽しんだり、漆の木を育てるボランティアに参加したりできます。
まずは、一緒に「日本の食卓の源流」を巡る旅に出かけましょう!
「地球のリズムに沿って生きる。」そのことを深く考える時間です。

脱「消費」論(工芸編) 〜“消費されない”商品の作り方〜

新しい時代の作り手と消費者の
幸せな関係とは?

大量生産・大量消費の現代時代の中で、私たちは人間らしい生活の余白まで失いがちです。
だからこそ今、「使い捨てではなく、いいものを長く使いたい」「実際に職人さんの話を聞いて、作られる様子を見てみたい」という人が増えています。
作り手にとっても、低単価の下請け仕事ではなく、自分の思いを込めた商品を自ら販売できることは、仕事の誇りを取り戻すことに繋がります。
そのような作り手と消費者の新しい関係性を作る私たちの取り組みを大解剖します。

脱「消費」論(工芸編) 〜“消費されない”商品の作り方〜

スペシャルな新商品開発の現場もご案内!

私たちは、この構想の中心軸となり得るスペシャルな漆器の商品開発にも
取り組んでいます。なんと、その開発パートナーは「目を使わない方々」。
そして、その商品の特徴は、「買っていただいたところがゴールではなく、そこをスタートとして、作り手(産地)とお客さん(消費地)がお互いを育て合う、支え合いのコミュニティが生まれる仕組み」を組み込んでいることです。
その開発の現場や、プロジェクトの背景も見ていただきます。

集合・解散場所 / 時間

  • 集合

    6月17日(金) / 会津若松駅

    時間 :

    16:15

  • 解散

    6月19日(日) / 会津若松駅

    時間 :

    18:00

福島県会津若松市(人口約124,000人)

1日目

夜:桜の木の下で、漆で酒宴ナイト

2日目

朝〜昼:「テマヒマうつわ旅」体験
夕:シンポジウム
〜新しい時代の作り手と消費者の幸せな関係〜
夜:職人さんを囲んで漆夜会

3日目

朝:漆の木を育てるボランティア
昼:これからのアクションを共に考えるワークショップ

オーガナイザー / 旅の主催者

貝沼 航
貝沼 航

1980年3月生まれ。福島県福島市出身。 子ども時代は、会津出身の祖父の膝の上で「会津っていうところは特別なところなんだ」という話を聞かされて育つ。 高校時代は文化祭活動、大学時代はロックバンドとインド旅行に明け暮れる。 大学卒業と同時に就職がきっかけで、東京から会津若松市に移り住む。 当初は2年間で会津を出る予定だったのが、伝統工芸の職人さんたちとの出会いが転機となり、いつの間にか会津という土地に心酔し定住してしまう。 2005年、25歳の時に株式会社明天を設立。 柳宋悦『民芸の趣旨』を座右の書とする。

脱「消費」論(工芸編) 〜“消費されない”商品の作り方〜

6月17日(金) - 6月19日(日)